エバラファン 50Hz
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防振装置附属品336附属品■防振について(1)防振伝達率の計算KdKs防 振 ゴ ム22~160020~1000防振スプリング0.65~50.65~5(2)上記のようにファンと電動機の回転速度を強制振動数として、伝達率の計算を行います。強制振動数としては回転速度によるもののほか、(ファン回転速度×ファン羽根枚数)、(電動機回転速度×極数)、その他がありますが、これらは回転によって生じる回転体の不つりあいにより発生する力よりも一般に小さいので無視できます。(3)回転速度の低いファンの場合、防振ゴムを用いても計算上の伝達率が100%をこえるものがあります。この場合でも、防振ゴムは2次騒音(床、壁をつたわる騒音)の防止という点で効果的です。(4)防振ゴムを使用して伝達率が大きくなるものは、防振スプリングを使用することによって伝達率を小さくすることができます。ゴムよりスプリングの方がバネ定数が小さいためです。但し低速のもの(おおよそ300min-1以下)はスプリングを使用しても伝達率が100%以下とならないものもあります。)(5)始動・停止時に共振点(f/fn=1)を通過しますが、瞬間的なので問題になりません。(6)ファンとダクトを接続するときは、必ず吸込・吐出し口に伸縮管を取付けてください。λ:振動伝達率%fn:防振材で支持された系の固有振動数Hzf:強制振動数Hzδs:防振材の静タワミAP:防振材1個にかかる質量OKs:防振材の静バネ定数N/mKd:防振材の動バネ定数N/mg:重力加速度9.8m/s2n:回転速度min-1f/fnと振動伝達率の関係●備考(1)防振ゴム・スプリングのバネ定数(目安)λ=1ffnKsn60×100×100=2πδs2(1-2)ffn21-21=1KdPf=fn=P・g2×1000

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