エバラポンプ 50Hz
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汚水汚物用ポンプDシリーズ総合502汚水・汚物水処理●自動交互並列運転の動作説明1.A型およびJ型の2台のポンプを組み合わせて使用すると、制御盤を使用せずポンプに附属しているフロートスイッチにより自動交互並列運転ができます。2.電源容量はポンプ2台分が必要です。電源側には過電流保護付漏電遮断器を接続してご使用ください。※ 漏電遮断器はポンプ毎に取り付ける事を推奨いたします。(漏電遮断器を共用とした場合、漏電故障が発生するとバックアップ運転が行えませんのでご注意願います。)3.配線は電源をポンプに接続するだけで運転にはいれます。尚アース線も接続してください。4.電動機には過電流保護装置が内蔵されています。片方のポンプが万一故障の場合には、1台のポンプで単独自動運転をおこないます。5.ポンプは同口径、同出力の組み合わせでご使用ください。又2台のポンプは必ず水平な同一面に据え付けてください。同一平面でないと正常な運転ができませんのでご注意願います。1)2)3)6.運転1)水位が1号始動水位に達すると、1号ポンプが始動し、1号停止水位まで排水を行います。なお、1号始動水位に達しても1号ポンプが始動しない場合は、1号ポンプに内蔵されている自動交互運転回路によって一回休止になっている状態です。この場合には水位が2号始動水位に達して2号ポンプが始動され、2号停止水位まで排水を行います。再び水位が1号ポンプ始動水位に達すると1号ポンプが始動します。2)水位が2号始動水位に達して2号ポンプが始動し排水が行われても、槽への流量がこれを上まわり(異常増水時)ついには水位が1号異常始動水位に達しますと、1号ポンプも始動し、同時に2台が運転される並列運転となり、2号ポンプは2号停止水位まで排水を行い、1号ポンプは1号停止水位まで排水を行います。再び1号始動水位に達して1号ポンプが始動し排水が行われても、槽への流量がこれを上まわり2号始動水位に達した場合2号ポンプも始動し、並列運転します。排水が行われると2号-1号の順でポンプが停止します。3)2号ポンプが故障した場合は1号ポンプ1台の運転となります。その際、1号ポンプには一回休止の回路が内蔵されているため、下記の運転を繰り返します。1号始動水位(運転) 1号停止水位(停止) 異常増水始動水位(始動) 1号停止水位(停止)
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