エバラポンプ 50Hz
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公共建築工事標準仕様ポンプ参考資料724参考資料■標準仕様(平成28年版 公共建築工事標準仕様書 機械設備工事編)第5編 給排水衛生設備工事第1章 機 材   第2節 ポンプ仕      様解  説1.2.1揚水用ポンプ(横形)(a)揚水用ポンプ(横形)は、本項によるほか、JIS B 8313(小形渦巻ポンプ)、JIS B 8319(小形多段遠心ポンプ)及びJIS B 8322(両吸込渦巻ポンプ)による。(b)構成は、ケーシング、羽根車、主軸、軸受け、電動機、共通ベース等とし、主軸と電動機を軸継手を介して接続した電動機直結形又は電動機直動形(ポンプ本体と電動機が分離できる構造とする。)とし、ポンプ本体と電動機を共通ベースに取付けたものとする。(c)ケーシングの材質は、JIS G 5501(ねずみ鋳鉄品)のFC 200以上、JIS G 4305(冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯)のSUS 304又はJISG 5121(ステンレス鋼鋳鋼品)のSCS 13によるものとする。ただし、鋳鉄製の場合は、接液部にナイロンコーティングを施したものとする。また、運転状態において運転が円滑であって、流体に油類の混入しない構造とする。(d)羽根車の材質は、JIS H 5120(銅及び銅合金鋳物)のCAC 406(鉛除去表面処理されたもの)、JIS G4305(冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯)のSUS 304又はJIS G 5121(ステンレス鋼鋳鋼品)のSCS 13によるものとする。(e)主軸の材質は、JIS G 4303(ステンレス鋼棒)のSUS 304、SUS403若しくはSUS 420J2又はスリーブ使用のものに限りJIS G 4051(機械構造用炭素鋼鋼材)のS30C以上によるものとする。(f)軸封は、パッキン又はメカニカルシールによるものとする。メカニカルシールの摺動部は、超硬合金、セラミック又はカーボンを組合せたものとする。また、潤滑油が搬送流体に混入しない構造とする。(g)電動機は、第2編1.2.1「電動機」による。(h)付属品は、次による。ただし、吸込側に押込圧力を有する場合は、(イ)、(ロ)及び(ハ)を、自吸式の場合は、(イ)及び(ロ)を付属品から除く。(イ)フート弁(呼び径は、特記による。)1個ストレーナ付きで、床上から鎖等により弁の操作が可能な構造とし、本体はステンレス製、青銅製又は合成樹脂製、操作用の鎖等はステンレス製とする。(ロ)呼び水じょうご(コック又はバルブ付き)又は呼水栓1組(ハ)サクションカバー(鋳鉄製又は鋼板製)1組(ニ)圧力計*、連成計*各1組(ホ)空気抜きコック又はバルブ(必要のある場合)1組(ヘ)ドレン抜きコック又はバルブ一式(ト)軸継手保護カバー(鋼板製)1組(チ)銘板一式ケーシング:FC200以上でナイロンコーティングを施したもの、SUS 304、SCS 13羽根車:CAC 406(鉛除去表面処理されたもの)、CAC901*SCS 13、SUS 304主 軸:SUS 403、420J2、304(スリーブ使用のものS30C以上)*JISH5120のCAC901CAC901は主成分に鉛を含有しない銅合金としてJIS規格に追加された材料(H25年9月20日付)で公共建築工事標準仕様書の規定に適合します。フート弁:ステンレス製、CAC製、合成樹脂製圧力計 JIS規格品連成計 φ100、赤針付1.2.2揚水用ポンプ(立形)(a)本項は、吸込口径が50以下で定格出力が5.5kW以下のものに適用する。(b)揚水用ポンプ(立形)は、ケーシング、羽根車、主軸、軸受け、電動機、ベース等から構成されたものとする。構造は、吸込口及び吐出口が水平方向の遠心ポンプを、主軸と電動機を軸継手を介して接続した電動機直結形又は電動機直動形(ポンプ本体と電動機が分離できる構造とする。)とする。(c)ケーシングの材質は、JIS G 5501(ねずみ鋳鉄品)のFC 200以上、JIS G 4305(冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯)のSUS 304、SUS316又はJIS G 5121(ステンレス鋼鋳鋼品)のSCS 13によるものとし、鋳鉄製の場合は、接液部にナイロンコーティングを施したものとする。(d)羽根車の材質は、JIS H 5120(銅及び銅合金鋳物)のCAC 406(鉛除去表面処理されたもの)、JIS G 4305(冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯)のSUS 304又はSUS316によるものとする。ケーシング:FC200以上でナイロンコーティングを施したもの、SUS304・316・SCS 13羽根車:CAC 406(鉛除去表面処理されたもの)、CAC901*SUS304・316

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