エバラポンプ 60Hz
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清水イドボーイ BHS型深井戸水中モータポンプBHS型341■ポンプ据付要領H.W.L(HH)ポンプの許容水没深さは必ず許容値以内としてください。それ以上になると電動機内のダイヤフラムが傷む恐れがあります。L.W.L(HL)ポンプの運転可能最低水位は運転水位を基準に決定してください。ポンプ口径150迄はパイプ1本程度(2.75m)以上はとるようにしてください。(最低1m)口径が200以上になると、キャビテーションを発生する恐れがあるので、水没深さを深くとらねばなりません。井戸ストレーナとの関係一般的には図(a)のように、ポンプは井戸ストレーナの上方に取付けます。この際、井戸ストレーナからできるだけポンプを離して据付けるのが望ましい。合致しているとポンプが井戸外壁の砂を吸い込み、ポンプの摩耗、かじり付き、井戸の崩壊を招きます。図(b)のように井戸ストレーナの中間に据付ける場合には、A>Bとなるように据付けてください。井戸底ポンプは井戸底からなるべく離して据付けてください。井戸底に砂が溜ってくると、ポンプが砂を吸い上げ、故障の原因となります。最低20m以上は離してください。●井戸径が大きい場合の電動機冷却対策ポンプの外径に対し据え付け井戸径が大きい場合は、電動機の周囲を流れる流速が低下し冷却不足となり電動機の過熱損傷につながりますのでご注意ください。電動機が下表に示す許容流速の確保ができない場合は、電動機スリーブなどの取付が必要となりますので当社にご相談ください。電動機呼びサイズ出力(kW)M40.6~3.70.063M826 ~550.1M63.7~220.1許容流速(m/sec)※ 電動機呼びサイズについては電動機仕様一覧表(352、353頁)を参照ください。
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