エバラポンプ 60Hz
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600制御盤電気品標準制御盤EPC1B・2B型■単独運転方式とオプション基板の選定 (1)運転方式圧力タンクによる給水運転排水運転給水-排水切替給   水給   水排   水排   水制御方式AC(空転防止付)DJ(BP、MHP)※オプション基板不   要不   要不   要不   要受水槽警報-受水槽:満水、減水、渇水受水槽:満水、減水受水槽:満水、減水制御例■制御盤とオプション基板の選定例お客先運転仕様1台のポンプ(2.2kW)で圧力タンクによって自動運転を行う。受水槽には電極棒を使用し、ポンプの空運転防止及び満水時警報を行う。制御盤の動作説明準備 制御盤内のコントローラの給水・排水切替スイッチをへ切替えてください。次に運転可・運転不可切替スイッチをへ切替えてください。1.試験運転運転選択ボタンでを選択する事によって、盤面の運転停止ボタン操作による試験運転が可能になります。ポンプ運転中は運転表示灯が点灯します。試験運転可側給水側選    定1.ポンプは単独運転ですから、制御盤の標準仕様を使用する場合、EPC1B2.2DL型となります。2.運転及び制御方式は圧力タンクによる給水運転のC方式となるのでオプション基板は不要です。3.電極棒は4極となります。4.制御盤の動作は下記、結線図は右図のようになります。2.自動運転運転選択ボタンでを選択する事によって、ポンプは圧力スイッチ(圧力スイッチ+フロースイッチ)のON・OFF信号で自動運転します。受水槽水位が渇水位より低下するとポンプを停止させ、自動復帰水位まで水位が復帰するとポンプは運転します。3.満水警報受水槽の水位が満水位まで上昇するとブザーが鳴り、故障・警報コード(F-H1)が表示されます。4.減水警報受水槽の水位が減水位まで低下するとブザーが鳴り、故障・警報コード(F-U1)が表示されます。5.渇水警報受水槽の水位が渇水位まで低下するとブザーが鳴り、故障・警報コード(F-L1)が表示されます。6.電動機保護(過負荷保護)何らかの原因で過電流となった場合、試験・自動運転時に関わらずサーマルリレー作動によりポンプを停止させ、ブザー・故障表示灯点灯並びに故障・警報コードを表示します。自動※ BP方式(ビルピット臭気対策方式)自動運転にて排水ポンプ停止後に、受水槽水位が上昇し受水槽停止水位以上になると、ビルピットタイマ(設定時間0.5~2時間)がカウントを開始します。受水槽水位が運転水位まで上昇する前にタイマ設定時間を経過すると、ポンプが始動し臭気対策強制排水運転を行います。排水が進み水位が停止水位未満に下がるとポンプが停止します。再び受水槽停止水位以上になると、ビルピットタイマがカウントし動作を繰り返します。タイマ設定時間前に運転水位となると、ポンプが始動しタイマカウントはリセットします。MHP方式(マンホールポンプ方式)ポンプによって水が排水され排水槽(受水槽)の水位が停止水位未満に下がるとスカムタイマがカウントし、設定時間(0~30分)までポンプが継続運転します。【注意】本機能は、予旋回槽付き水槽及びスカム対策用吸込みノズル付きDシリーズ水中ポンプを組み合わせた場合に使用できます。

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