エバラポンプ 60Hz
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排水ポンプ制御盤EPK1・2B型634制御盤電気品1.自動運転自動-停止-試験切替スイッチを停止から自動へ切り替えると水位センサによって水位を検出します。水位センサが始動水位(DSW2)を検出するとポンプが始動し、汚水を排出します。排水がすすみ、水位センサが停止水位(DSW1)を検出するとポンプが停止します。2.異常時の動作内容漏電遮断器が動作したとき即座にポンプが停止し、回転灯が点灯、ブザーで警報します。自動交互運転中は待機中のポンプが始動します。以後は警報を発しながら切り替わったポンプのみで自動運転を行います。ポンプ吐出し量より流入量が多いとき単独運転の場合単独交互運転の場合<1-交互-<2切替スイッチを交互に入れ、自動-停止-試験切替スイッチを停止から自動へ切り替えると水位センサによって水位を検出します。水位センサが始動水位(DSW2)を検出すると<1あるいは<2ポンプが始動し、汚水を排水します。排水がすすみ、水位センサが停止水位(DSW1)を検出するとポンプが停止します。以下、水位の上昇によりポンプは交互に運転します。<1-交互-<2切替スイッチを<1あるいは<2に入れると1台のポンプの自動運転が行なえます。並列交互運転の場合<1-交互-<2切替スイッチを交互に入れ、自動-停止-試験切替スイッチを停止から自動へ切り替えると水位センサによって水位を検出します。水位センサが先発ポンプ始動水位(DSW2)を検出すると<1あるいは<2ポンプが始動し、汚水を排水します。排水がすすみ、水位センサが停止水位(DSW1)を検出するとポンプが停止します。以下、水位の上昇によってポンプは交互に運転します。流入量が多く水位センサが後発ポンプ始動水位(DSW3)を検出すると、後発ポンプが始動し2台のポンプが並列運転します。排水がすすみ、水位センサが停止水位(DSW1)を検出すると2台のポンプが同時に停止します。<1-交互-<2切替スイッチを<1あるいは<2に入れると1台のポンプの自動運転が行なえます。単独運転水位センサによって異常増水(DSW4)を検出すると回転灯が点灯し、ブザーで警報します。単独交互運転水位センサによって異常増水(DSW4)を検出すると回転灯が点灯、ブザーで警報し待機中のポンプに切り替わり始動します。以後は警報を発しながら切り替わったポンプのみで自動運転を行ないます。並列交互運転水位センサによって異常増水(DSW4)を検出すると回転灯が点灯し、ブザーで警報を発しながら自動運転を行ないます。ポンプに内蔵している電動機保護装置(オートカット)が動作しポンプが停止したとき単独運転水位センサによって異常増水(DSW4)を検出すると回転灯が点灯し、ブザーで警報します。単独交互運転水位センサによって異常増水(DSW4)を検出すると回転灯が点灯、ブザーで警報し待機中のポンプに切り替わり始動します。以後は警報を発しながら切り替わったポンプのみで自動運転を行ないます。並列交互運転水位センサによって異常増水(DSW4)を検出すると回転灯が点灯し、ブザーで警報を発しながら正常なポンプが自動運転を行ないます。過電流によりサーマルリレーが動作したとき単独運転即座にポンプが停止し、回転灯が点灯、ブザーで警報します。単独交互運転並列交互運転即座にポンプが停止し、回転灯が点灯、ブザーで警報し待機中のポンプが始動します。以後は警報を発しながら切り替わったポンプのみで自動運転を行ないます。3.異常警報の解除水位センサによって異常増水(DSW4)を検出した場合、水位が低下しても回転灯の点灯、ブザーによる警報は継続します。警報リセットスイッチをリセット側に倒すと警報は解除します。ただし、水位センサが異常増水(DSW4)を検出中は復帰できません。漏電遮断器が動作したとき、漏電遮断器を入にすると復帰します。温度上昇のため電動機に内蔵している電動機保護装置(オートカット)が動作したとき、電動機が冷却されると復帰します。サーマルリレーが動作したとき、サーマルリレーのリセットボタンを押すと復帰します。4.その他の機能スカムタイマ設定予旋回槽付き水槽とスカム対策用吸込ノズル付きDシリーズ水中ポンプを組み合わせた条件にて使用します。ポンプ運転中に水槽水位が停止水位未満に下がると、スカムタイマがスタートし、ディップSW(DSW5:OFF(工場出荷時設定)、5~60秒)の設定時間経過後、ポンプが停止します。ビルピットタイマ設定ポンプ停止中に、水槽の水位が停止水位以上になると、ビルピットタイマがスタートし、ディップSW(DSW5:OFF(工場出荷時設定)、0.5~24時間)の設定時間経過後、ポンプが運転し、運転水位未満となるとポンプが停止します。なお、設定時間になる前に運転水位を検出すると、ビルピットタイマをリセットし、通常の排水運転を行います。■運転動作説明●水位センサ(EDW型)接続の場合異常増水DSW40~1500A 可変6800A水位センサ(EDW型)センサ測定幅DSW301台運転DSW20~1500A 可変停 止DSW10~1500A 可変200A 固定注.ディップスイッチ:DSW3=0設定にします。単独交互運転ディップスイッチ異常増水DSW40~1500A 可変6800A水位センサ(EDW型)センサ測定幅2台運転DSW30~1500A 可変1台運転DSW20~1500A 可変停 止DSW10~1500A 可変200A 固定並列交互運転ディップスイッチ異常増水DSW40~1500A 可変6800A水位センサ(EDW型)センサ測定幅1台運転DSW20~1500A 可変停 止DSW10~1500A 可変200A 固定受圧面位置042A受圧面位置042A受圧面位置042A単独運転ディップスイッチバックアップ運転(バックアップ用フロート使用時)何らかの異常によって、自動運転選択時に水位センサ又はフロートスイッチ(運転・停止用)が故障し、検出できなく異常増水フロートがONした場合、ポンプを運転します。異常増水フロートOFF後、30秒(工場出荷時設定)間運転し、ポンプを停止します。※水位センサ・フロートスイッチに異常がある場合は、異常増水表示灯が点滅します。(警報・ブザー出力なし)
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