エバラフレッシャー給水ユニット・消火ポンプ 50Hz
535/548

消防庁告示第8号解説531参考資料別図第2 ポンプ効率曲線図(5) ポンプは円滑に回転し、かつ、軸受部の過熱、異常音及び異常振動が生じないものであること。4 ポンプの耐圧力ポンプ本体は、最高吐出圧力(特定施設水道連結型スプリンクラー設備に用いるものにあっては定格全揚程、それ以外のものにあっては締切全揚程に最高押込圧力を加えた圧力をいう。以下同じ。)の1.5倍の圧力を3分間加えた場合において、漏水、著しい変形等が生じないものであること。5 電動機ポンプの電動機は、次に定めるところによること。(1) 電動機の構造イ 交流誘導電動機にあっては、JISC4203(一般用単相誘導電動機)、JISC4210(一般用低圧3相かご形誘導電動機)、JIS C 4213(低圧三相かご形誘導電動機―低圧トップランナーモータ)又は一般社団法人日本電機工業会規格(以下「JEM」という。)1381(高圧(3KV級)3相かご形誘導電動機(一般用F種)の特性及び騒音レベル)に適合するものであること。ロ 3相巻線形誘導電動機、3相誘導電動機(イに掲げるものを除く。)及び水中電動機にあっては、イに準じたものであること。ハ 直流電動機にあっては、JEM1170(工業用直流電動機)に適合するものであること。二 電動機は、確実に作動するもので、十分な耐久性を有し、取扱い操作、点検及び部品の取替えが容易にできるものであること。ホ 電動機の部品は的確に取り付けられており、容易に緩みが生じないように措置が講じられているものであること。へ 水中に設ける電動機にあっては、密封式とし、結線用端子にはポンプと回転方向を合わせるための表示が付されていること。ト イからヘまでに規定するほか、ポンプの電動機は、JIS C4034-1(回転電気機械―第一部:定格及び特性)、C 4034-5回転電気機械―第五部:外被構造による保護方式の分類)及びC4034-6(回転電気機械―第六部:冷却方式による分類)に適合するものであること。(2) 電動機の機能イ 電動機は、ポンプを定格負荷の状態で始動し、運転した場合において異常が生じないものであること。ロ 電動機は、定格出力で連続運転した場合及び定格出力の110パーセントの出力で一時間運転した場合において機能に消防庁告示第8号「加圧送水装置の基準」解 説

元のページ  ../index.html#535

このブックを見る