エバラファン 60Hz
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ファン試験方法技術資料370技術資料参考資料(JIS B 8346-1991から抜粋)●JIS B 8346-1991送風機及び圧縮機-騒音レベル測定方法1.適用範囲この規格は、あらゆる形式の送風機・圧縮機から放射される定常的な騒音(1)の騒音レベルを測定する方法について規定する。注(1)少なくとも30秒以上にわたって、ほぼ定常的に継続する音。備考1.バンド音圧レベルの測定方法及び音響パワーレベルの測定方法は、それぞれ参考に示してある。2.用語の定義この規格で用いる主な用語の定義は、JIS Z 8106によるほか、次による。(1)音圧レベル 音圧の実効値の二乗と、基準の音圧の二乗との比の常用対数の10倍。基準の音圧は20μPa。単位はデシベル、単位記号はdB、量記号はLP。(2)騒音レベル JIS C 1502又はJIS C 1505に規定されるA特性で重みづけられた音圧の実効値の二乗と、基準音圧(20μPa)の二乗との比の常用対数の10倍。単位はデシベル、単位記号はdB(2)、量記号はLPA。注(2)dB(A)と表すこともある。(3)バンド音圧レベル ある周波数帯域内に含まれる音の音圧レベル。その周波数帯域の幅が1オクターブ又は1/3オクターブである場合には、それぞれオクターブバンド音圧レベル又は1/3オクターブバンド音圧レベルという。単位はデシベル、単位記号はdB。(4)暗騒音レベル 騒音測定中に測定対象物(送風機・圧縮機)以外から放射される音の、測定点における騒音レベル、音圧レベル、又はバンド音圧レベル。(5)代表長さ 騒音レベル測定点までの距離に関係する量で、吸込、吐出し口からの放射音を対象にする場合、その羽根車径又は1mのうち大きい方の長さをとる。ケーシングからの放射音を対象にする場合には1mをとる。3.測定条件3.1測定環境3.1.1測定場所 測定場所は、床面以外のものからの音の反射が少なく、また、次のいずれかの条件を満足していなければならない。(1)供試送風機又は供試圧縮機の運転状態で、次の点から代表長さ離れた点における騒音レベルと2倍の代表長さ離れた点における騒音レベルとの差が5dB以上あること。(a)吸込口中心軸上、吸込口中央(吸込口からの放射音を測定する場合)3.1.2暗騒音 測定点における暗騒音レベルは、対象音源の読取値から10dB以上小さいことが望ましい。ただし、この条件が得られない場合、読取値の差が4~9dBの範囲にある場合に限り、対象音源の騒音レベルの読取値を補正して使用することができる。補正値は表1による。表1暗騒音の影響に対する補正値単位dB送風機・圧縮機が作動しているときと、停止させたときとの騒音レベルの差456789補正値-2-1

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