エバラファン 60Hz
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性能変換技術資料376技術資料5.性能変換5-1温度による性能変化温度t1がt2に変化した場合の計算式および性能曲線は下表のようになります。風 量 Q2=Q1このハンドブックにのせてある性能曲線はすべて常温(20℃)におけるものですから、たとえば40℃にて1000Paの圧力を欲しい場合には下記の計算から求めた圧力によって選定してください。(例)P2=1000Pa、t1=20℃、t2=40℃、P1=20℃における圧力なお選定表で圧力1068Paにて満足する性能曲線の電動機出力L1は上式のごとくL2に減少します。5-2回転速度による性能変化回転速度N1がN2に変化した場合の計算式および性能曲線は下表のようになります。ただし、回転速度の変化が±20%以上の場合は別途考慮を要します。5-3空気の比重量による性能変化取扱空気の比重量が試験空気の比重量と異なる場合の換算方法を以下に示します。P2:取扱空気の送風機全圧または静圧P1:試験空気の送風機全圧または静圧L2 :取扱空気の軸動力L1 :試験空気の軸動力ρ2:取扱空気の比重量 ㎏/m3ρ1:試験空気の比重量 ㎏/m3圧 力 P2=273+t1273+t2P1軸動力 L2=273+t1273+t2L1t2がt1より高いとき実線はt1℃における性能曲線点線はt2℃に変化した時の性能曲線1000=273+20273+40×P1P1=1000×273+40273+20=1068Pa風 量 Q2=N2N1×Q1圧 力 P2=N2N1×P12軸動力 L2=N2N1×L13N2がN1より大のとき実  線:回転速度N1における性能曲線一点鎖線:回転速度N2に変化した時の性能曲線矢  印:換算した代表点の移動を示すP2=×P1ρ2ρ1L2=×L1ρ2ρ1

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